スローライフでご機嫌に暮らす。

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「預貯金1億円、年金200万円」でも不安で眠れない

yahooニュースより。回答者はFPの長尾義弘さん。

相談者は75歳の女性。預貯金が1億円以上、年金が200万円あるにも関わらず、老後の資金が不安で夜も眠れないというのです。毎年400万円ずつ使っても25年はもちます。その女性はいったい何が心配なのでしょうか。

  

news.yahoo.co.jp

1億円あれば、毎年400万円ずつ使っても25年はもちます。あまり心配はいらないケースだと思うのですが、預貯金が減ることに対して不安を覚えてしまうのでしょう。

金額の差こそあれ、彼女と同じような心理は誰にでも働きます。 ストック(預貯金などの資産)は、基本的に取り崩していくものです。十分な蓄えがあったとしても、明らかに目減りする数字に不安をかき立てられるわけです。

ですから、老後も毎月一定額のお金(フロー)が入ってくるほうが安心できます。

資産は1億円でフローがないケースと、資産は1000万円でも毎年300万円の収入があるケースを比べたら、安心感では後者が勝ります。長生きの時代ですので、一生涯フローの資産はできるだけたくさん持つようにしたいもの。

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まったくそのとおり。

例えば

A 50歳で1000万円の貯蓄、年収500万円のサラリーマン

B 50歳で1億円の貯蓄あり。完全リタイア者

がいた場合、一見Bのほうが生活が楽だと思うでしょう。でも逆。

まったくお金が増える要素がなく、ひたすら食いつぶす状態は、ものすごくストレスになります。

その感慨は、過去記事にも書きました。

larisa.hateblo.jp

☝この記事で紹介したAさんや私は、その「ひたすら減る」恐怖を味わっているので、長尾さんの指摘はすんなり腑に落ちるのですが、ヤフコメを見ると「75歳で1億円あるのに足りなくなるんじゃないか、怖い、という気持ちが理解できない」と感じる人が圧倒的に多いのですね。

老い先が短かろうと、客観的に見て一生分の蓄えが潤沢にあろうと「お金が増えない状況」は地獄です。

例えば、無人島に一生分の食糧(缶詰など)があっても、動植物ゼロの環境だったら、食糧が尽きたことを想像し、やがて恐怖のあまり食べられなくなるでしょう。

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食糧もお金も、食いつぶすのではなく、失敗覚悟で育てるものなのです。

ああ…でもこれは体験しないとわからないかな。

お小遣い程度でも、毎月決まった収入があると全然気分が違うのですよ。

過去記事で紹介したAさんは、働きたくなくて投資を身につけたそうですが、私は退職後のお金が増えない状態に恐怖をおぼえたのと、働くのが好きなので「お勤めアゲイン」の上、投資を始めました。

意外な心理状態を経験できて、良かったと思っています。

身の丈にあった働き方はなるべく長く続けたいし、お金の増減があっても投資は継続したいですね。

これは損得の話ではなく――例え資産が減っても、お金が「循環」しているほうが、私は心安らかなのです。お金はまわるのが自然ですから。

 

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ただ、この75歳の女性は定収入(年金200万円)があるわけですから、私なら不安は感じないけど――そもそも、支出の多い暮らしをしていたのかな?