スローライフでご機嫌に暮らす。

思いつくまま、気の向くままに、よしなしごとを綴っています。

早期退職ウワサ話を、ランチタイムに聴く

暑い。「朝の涼しいうちに宿題を済ませましょう」という昭和は遠いな、といつも思う。現在、足底筋膜炎を患っている私は、少しでも気温が低いうちにと思い、午前中に整形外科でリハビリを受けてきた。

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その後ランチをいただこうと、近くの店に入った(画像は借物)。12時過ぎ。勤め人らしい女性グループが歓談している(コロナ禍でも女性の口に戸は立てられない)。アラサーくらいか。

いくつかの単語から、どうやら私の元会社の社員らしいと察するに至った。多少、肝が冷えたがもちろん知己ではない。しかし平日12時はこういうニアミスが発生しやすいから、少し注意しようと心に刻んだ。元職場の愚痴をBGMにいただく食事は、あまり美味しく感じられないから。

 

そして本題。

どうやら彼女たちの先輩社員が、希望退職したらしい。非常に有能だったため、本来他の社員がやるべき仕事をどんどん押しつけられ、心身を壊したらしい。

――でも、配置転換願いを出せばいいのに。

――出しても、通らなかったみたい。彼女がいないと仕事がまわらないから、上司も動かせなかったみたい。それでぶちぎれたそうよ。

「皆が協力してくれない」と言って、辞表を出したんですって。そこで上司も「悪かった、改善する」とすがったのだけど、翻意しなかったって。

もう限界だったみたい。

 ああ…。あの会社ならありうる話だ、と盗み聞きしながら首肯していた。というか、どこの会社でもありうる話かもしれない。

昭和ならともかく、現代のサラリーマンは「頑張れば頑張るほど報われない、むしろバカをみる」傾向が強い。だから聡い人ほど、力の抜き方がうまい。がんばれる人よりも、場の空気を読んで、うまく立ち回れる人の方がサラリーマンには向いているように思う。

 

私が苦手な言葉に「仕事は優秀な人のところに集まる」というのがある。概ね「仕事を過積載の状況にしつつ、口答えさせない」ための詭弁として使われるように思う。

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会社を退職すれば、ダンゴ(給与)はなくなる。しかし言いなりに動く日常が、ほとほと嫌になったのだろう。「あなたがいるから、組織がまわる」とおだてられても、自分の時間と健康が損なわれ、周囲が楽をし、それで給与が一緒ならモチベーションが下がって当然だ。仕事は慈善事業ではないのだから、自己犠牲論や精神論で曖昧にしてはいけない。

 

🌸   🌸   🌸

 

多分、私が辞めた時も、誰かのランチタイムのネタにされていたのかもしれないな、とふっと思った。まあ、それでもいい。人は言いたいように言い、好きなように解釈するものだ。そしてその記憶もいつしか残滓になる。

しかし自分の精神や生活、健康を守れるのは自分しかいない。斟酌や忖度に過敏になるより、自分を保つことが優先だ。

 

あと、壁に耳あり障子に目あり。誰が見聞きしているかわからないので、秘匿性の高い話は公共の場でしないほうがいい(彼女たちは、かなり社外秘的なネタを開陳していたので)。

ブログでも迂闊なことは書かないようにしよう、と我が身を反省した酷暑の午後。

 

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