面白がって ご機嫌に生きる

2022年の夏、サラリーマン生活を卒業しました。生きているうちは快適に、旅立つ時は軽やかにをモットーに暮らしています。

退職後「どこにも居場所がない」と悩む男性

現代ビジネスニュースより。

現在、年金生活を送る大手企業で部長職まで勤めた60代男性の話が掲載されていた。

「経済的な不安はないものの、このままでは孤独感で心を病んでしまいそうで。そこで、最近は週に一度程度、ちゃんとスーツを着て、会社員時代の後輩・部下たち、当時の取引先を訪ね歩いているんです。  

いや、特に仕事があるわけではないんですよ。もちろん、挨拶周りしているなかで、何かアドバイスを求められたり、あわよくば仕事のオファーがあれば嬉しいなと思っていますが、それよりも慣れ親しんだ会社の仲間の空気に触れていたいんでしょうね」  

私はこの男性の悩みに共感しつつも、退職した元上司の訪問を受け入れる元部下の現役社員も、働き方改革で余裕のないなかで時間をとられることは辛いだろうなと感じたものだ。

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感想をひとこと。卒業生が、在校生に迷惑をかけてはいけない。

学校でも企業でも同じ。この世を卒業するときも同じ。

過去の幻影を追い求めるよりも、今いる場所で自身を輝かせる工夫をしたほうがいい。旅立った後に、墓所を彷徨う幽鬼になってはいけない。

 

🌸   🌸   🌸

 

昔、サトウサンペイさんの「フジ三太郎」にこんな場面が描かれていた。

退職した男性が、かつての会社に遊びにやってくる。最初はにこやかに迎えてくれた元同僚たちも、度重なる訪問に次第に愛想がなくなっていく。それに気づき、しょんぼりした男性は三太郎を飲みに誘う――という哀愁漂うオチ。でも、それが真実だ。昭和の頃からの、真実だ。だから居場所はいくつか持っていたほうが良い。

けれど、最後にはそれも捨てて逝くのだから、あまり拘泥も執着しないほうがいいように思う。軽やかに、面白く。

 

遊びに来られるのもかなり負担な話だが、OB風を吹かして無理難題を突き付けて来る退職者は、迷惑の極みだ。どう考えても魅力のない代物を「タイアップしてほしい」と懇願したOBがいた。かつての先輩だからないがしろにできないと判断した上司から「(断るための)説明資料を作成しろ」と指示があり、無駄に時間を費やしたことがある。

また暇を持て余したのか「飲み会やりたいから、人を集めてくれ」と多忙部署の元後輩にのん気に頼む退職者もいただけない。

老害」という言葉は好まないが、それを若手に連想させない配慮も必要だ。

 

「時が来たら誇りを持って脇にどけ」(エーリッヒ・ケストナーの言葉)

樹木希林さんも大好きだと語っていたこの言葉。私もいつも心に刻んでいる。

 

🌟定年前の居場所づくりに奮闘するお話

 

🌟豊かなひとり時間の過ごし方

 

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