スローライフでご機嫌に暮らす。

思いつくまま、気の向くままに、よしなしごとを綴っています。

「FIRE」―“投資で早期退職”を考える人に伝えたいこと

芥川賞作家・羽田圭介さんの「投資で早期退職」を考える人に伝えたいこと、という主旨の記事を読む。

news.yahoo.co.jp

違和感をおぼえたのが、この文章。

20代の人たちと話をしていても投資の話を聞くことがあるんですが、お金は使った方がいいよって返しています。

確定拠出年金NISAもやめておきな、と。

若い時の節約とか投資なんて長い人生で考えると損のほうが大きいから、欲しいものを買ったり、飲み会や旅行に行ったりした方がいいよって。

(中略)

歳とってから大金を使うより、若いうちに少額を使い切ってしまうほうが、よほど幸せだろうと思います。

f:id:yumenoko:20210721201843j:plain

若い時にしかできない体験がある。貯蓄優先で「今」を楽しまないのは人生の無駄遣い、というのは賛同できる。しかし、idecoやNISAを否定し、節約や投資を損と断ずるのは、些か暴論のように思われる。

少額を使い切らずに一部を貯蓄や投資にまわしたほうがいい。使いすぎても、貯めすぎてもよくない。

お金は水や血液と同じ。ある程度プールしつつ、循環・活性化させるもの。使いきるのは、非常に危険だと思っている。

 

今、経済的自立を目指す若者が増えているのは、自然な流れだと思う。国も企業も頼れない、とても未来が明るいと思えない、となれば自立して生き抜こうという発想が生まれるのは自明の理。

 

正直、羽田さんの論旨よりも、皆さんのコメントのほうが秀逸だった。

例えば、こちら。

FIREの本質は引退する事ではなく選択肢が増えることだと思う。
同じ働くとしてもお金に縛られて嫌な事も我慢して働くのと経済的自由を手に入れた上で社会貢献や仲間作りの為に働くのとでは幸福度も違う。

別に毎日高級ステーキを食べる訳でもない。牛丼を食べたい時には牛丼を食べる。働きたいなら働くけばいいし旅行に行きたければ行けばいい。好きな本を読んでゆっくり過ごすことも出来る。

むしろ資本主義社会でFIREが必要ない人はいないと思う。
お金で幸せは買えなくてもかなりの不幸は減らせるからね。

全文同意。

働かない人生を推奨はしない。私は働くことが好きだが、資産を作ってのんびりしたい人は、それをすればいい。それを「皆がやっているのだから、同じようにふるまうべき」と古びた型紙を押しつけるから窮屈になる。

 

自分を機嫌よく保ち、他者の領域を侵さず、選択肢を自由に選びたい。

もうそういう時代に入っているはず。

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村