24日は愛宕権現と地蔵菩薩の縁日。愛宕神社、巣鴨とげぬき地蔵に参拝した。
愛宕神社
出世の石段(86段)。足が痛いので、ゆっくり上ろうと思っていた。エレベーターや坂道もあるが、やはりここを参拝するなら、石段を使いたい。
例によって、60段あたりからきつくなってきたので、手すりにすがりつつ、そろそろ足を止めようかと思ったのだが、真後ろに一生懸命上ってくる人の気配を感じる。ここで私が足を止めたら、その人も勢いが止まってしまうだろう。疲れていたので、手すりを手放して脇によける発想も浮かばなかった。ということで、他者に気遣う形で、またノンストップで最上段までたどり着いた。
愛宕の神様が後押ししてくれたのだろうか。そういえば、神社前で4444ナンバーの車をみた。
この日は大祭なので、サラリーマンの皆様が集まっている。コロナ禍なので、数を限っての開催だ。
拝殿に飲み込まれていく人たち。一般参拝者が社務所で「祭典を見てもいいですか」と尋ねているのが耳に入る。「外から見ることは可能です」という返事。
開放されていていいなあ、と思う。某神社(とある格式高い場所)では、こういう場合、絶対中を見せない。もちろん理由も知っているが「選ばれたものだけを特別扱いする」という、あの雰囲気を私は少し苦手に感じている。
末社。左の太郎坊社(猿田彦)から参拝しようとしたら、真ん中の稲荷社で祈っていた女性から「皆さん、右から左に向かってお参りしているようですよ」と教えていただいた。親切な方にお礼を言って、それに倣う。
×猿田彦→稲荷→恵比寿大黒
〇恵比寿大黒→稲荷→猿田彦
この理由はなんだ。と考えたが、よくわからない。
もしかすると…お社の大きさに関係があるのか。
小が大へ「繁栄」
大が小へ「衰退」
だから、小さいお社からお参りするのだろうか?そもそも、なぜ三社の大きさが異なり、また二柱祀られている「恵比寿大黒」が一番小さいのかが不思議だが。
縁日なので、普段は閉じている辨財天の扉も開放され、神鏡が見える。
帰りは男坂(出世の石段)ではなく、女坂から。こちらもかなり急な坂道。
やっぱりNHK会館前の坂を下るほうが楽だな。
巣鴨とげぬき地蔵
やや活気が戻ってきた。
洗い観音の前に、さほどの人はいない。数年前なら、縁日は長蛇の列だったのだが、やはりコロナ禍の影響なのだろう。
地蔵商店街で、マスクを買う。
本日の戦利品。
上のカラーマスクは一袋50円(10枚入り)。
下のウレタンマスクは、5枚で100円。
消費税込みで220円。安い。
参考記事