榛名神社は年に一度は訪れる大好きな神社です。随神門をくぐった瞬間に、空気が変わるのがわかる、素晴らしい神域。
初参拝は初夏、その後冬枯れした時期にも伺いました。紅葉シーズンの参拝は初めてでわくわくします。
高崎駅西口から9:30発の榛名湖行バス(群馬バス)に乗車。群馬バスにはOさんという名物運転手さんがいて、もしかして逢えるかな…と楽しみにしていたのですが、別の方が運転をされていました。
Oさんは喋りが朴訥で魅力的。面倒見が良く、気配りが行き届いているスーパー運転手さんで、その接客に感動した私は、後日群馬バスに「素晴らしい運転手さんですね!」とお手紙を書いてしまったほど(公式サイトやお問い合わせフォームがないので)。
Oさんは「はい、右手に一の鳥居が見えますね、ここから神社ですよ~」と観光ガイドまでやってくれるのですが――他の運転手さんはそこまでやりません。それが普通で、多分Oさんがすごすぎるんだと思います。
紅葉が綺麗!!
隋神門
隋神門の右手に、毘沙門天。
黄金の葉を背負って一層凛々しいですね。
みそぎ橋の脇に寿老人。
この参道を歩くのが大好きです。いつ来てもすがすがしい気分になります。
布袋。みんながお腹をなでるので、赤くなっています。
最近建てられたのでしょうか、「休憩所」ができていました。奥が「梅の店」です。
前回参拝したときはお休みで、みそぎ饅頭を買えなかったんですよね。
これがみそぎ饅頭。赤3つ白3つで960円。これをみそぎ橋の上で願い事を唱えつついただくと、金運アップするとか、宝くじが当たるとか、楽しい伝承があります。
ただ、コロナ禍の現在、境内での飲食は原則禁止とのこと。
梅の店の前に福禄寿。
三重塔
恵比寿。
この通路の左手に…
塞神社(さえのかみしゃ)があります。魔を払い、悪縁を断ち、良縁を結ぶ、いわば禊の社なのですが、ほとんどの方は素通りしていましたね。もったいない。
せり出した岩が迫力満点!
弁財天。5日は巳の日で弁財天縁日でした。
衝撃その1。手水舎が修復中で、臨時の手水舎が設置されていました。
手水舎と瓶子(みすず)の滝は強い神気を感じるスポットなので、そこでこっそりお饅頭を食べるつもりだった私は、ちょっとショックですが、まあ仕方ない。
瓶子の滝。旧手水舎の近くで撮影。
あるブロガーさんが「どうもお尻に見える」と書いていたため、私にもお尻にしか見えなくなりました。
矢立杉
衝撃その2。双龍門が修復中!ここの龍を眺めるのが好きだったのになあ。まあ、いつもと違うルートで参拝するのもまた一興、ということで、鉄パイプなどで組まれた足場を上ります。それにしても紅葉が見事。
上から見た社務所。
拝殿到着!左は、修復が終わった国祖殿。綺麗ですねえ。今月中旬には拝殿も修復が始まると聞き、急いで参拝しましたが、この時期に来られてよかったです。
とにかく紅葉が綺麗。
御姿岩。これは何度見ても不思議です。地震国日本で、よくこの形が保てるなあ、と感嘆してしまう。ちょっと恐竜のような形をしているので、首の部分が割れるのではと冷や冷やするのですが、千年以上もこの威容を誇っているのですから…やはり神様がいるのでしょうね。
ここを下ったところに小さな空き地があったので、御姿岩を眺めつつみそぎ饅頭をこっそりいただきました(周りに人がおらず、黙食なので問題はないかと)。
通りすがりの方に「榛名神社で一番パワーがあるそうよ」と教えていただいた樹です。一番かどうかはわかりませんが、パワーはありますね。
大黒天と紅葉。
日本人に生まれてよかったなあ…こんなに綺麗な紅葉を愛でられるんだもの。
この後、梅の店に行き
こんにゃく(一皿100円)をふたつ頼みました。ゆず味噌と梅味噌。
イートインで。
店内はこんな感じ。
途中で秋葉神社を見かけ登ろうとしたのですが、石や根っこがごろごろしていて何度も足を取られそうになったので、開始10mほどで諦めて戻ってきました。
鳥居のところで、私の誕生日と同じナンバー車を見かけました。この日はやたらぞろ目を見かけ、しかも誕生日ナンバーは2回も見るという快挙。
歓迎されていたのかな?2年前も境内で一台だけ見かけた車が、誕生日ナンバーだったのですよ。
この後12:40の群馬バスで、榛名湖まで行くことにしました。
榛名神社以外の予定は細かく決めていません。
すべて行き当たりばったりで、ゆるく動きます。