面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

錦秋の榛名湖。名物運転手さんに再会。

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榛名神社境内の紅葉。

 

錦秋の榛名神社を後にし、榛名湖に向かいます。榛名神社から4㎞ほどの場所に位置する、紅葉の名所の一つ。榛名湖まで足を延ばすのは初めてです。

 

12:40の榛名湖行バスに乗車し、ふと運転手名を見ると…なんとあのスーパー名物運転手、Oさんではないですか!榛名神社参拝で「楽しい旅になりますように」と祈ったのですが、早速のご利益がすごい。

これで気分が上がりました。Oさんは毒蝮三太夫蛭子能収に、ハコヅメの生安課長をブレンドしたような、温和な雰囲気のふっくらした中年男性です。

 

Oさんは、本当にお客さんに対して懇切丁寧で、マニュアル接客とは一線を画しています。数年前、高崎駅から「このバスは榛名湖に行きますか?」と尋ねたところ、Oさんが「行きますよ。お客さんは地元の方?もしこの後何度も群馬バスを使うなら、バスカードを買うといいですよ。途中の室田営業所(停留所)で販売しています」と教えてくれ、室田営業所で私が買いに走ろうとすると「急がなくても大丈夫ですよー!ちゃんと待っていますからね。後、トイレはこの奥ですから」と細やかに気遣ってくれました。

この人から買いたい!と思わせる人はいますね。Oさんの厚意につられ、一番高い5000円のバスカードを買いました。6050円分使用できるから、榛名神社に3回以上来られると考えて。

あと、「あの山のいわれは・・・」とか「一の鳥居をくぐると・・・」とか、時々ミニガイドもしてくれました。仕事におけるプラスアルファがすごい。

 

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今回も榛名湖に向かう途中「えー、左手にとても変わった岩があります。今日のお客様の中に女性とお子様がいるので、名前は控えますね。立札が出ているから、皆さまご確認ください」とOさんのアナウンスが流れました。

文字にするとあの朴訥とした、頭キモチヨクナル(ハコヅメの源誠二的な)魔性のしゃべりが再現できず、残念です。

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立札には「男根岩」と書かれていました。

乗車バスが急カーブしている瞬間に撮影したので、全姿入れられず。

 

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13:00に榛名湖到着。

空と湖の青さがとてもきれい。

 

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湖畔にはボートも。

 

綺麗ですが、写真撮影3分ほどで寒くなってきたので、近くの食堂に入りました。

昭和の土産物屋さん、といった風情の食堂で、席に着いて「山菜うどん一つお願いします」と注文すると年配の女性が「13:30のバスに乗るの?間に合うように出すから、大丈夫よ」と先に声をかけてくれました。

 

群馬の人は優しい人が多い。

食事が終わってからも「ごちそうさま。美味しかったよ~」と声をかけていくお客さんばかり。お店の人もお客さんも優しい。

普段挨拶しても返ってこないマンション暮らしで、街を歩けばマニュアルどおりの接客――という東京暮らしの身には、まぶしく温かく感じました。

都会は秒刻みの慌ただしさ、という歌が流行ってから何十年もたちますが、あれからさらに殺伐として慌ただしく、常に何かに追われ、外へ外へと手を伸ばし、中が虚ろになっている人が増えた気がします。

 

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帰りの榛名湖発のバスも、Oさんが運転。そのスーパー接客を観察していました。他の運転手さんなら「次は榛名神社榛名神社。ご利用はありませんか」で済ませるところ、Oさんは何回か連呼した後、首を伸ばして座席のほうをじっとみて「ご利用ないですね?」とにっこり笑ってから、車を発進させるんですね。

「お客さんに常に目配りしている」感があり、非常に安心できます。

 

途中の室田営業所で12分ほどバスが止まるのですが、トイレ休憩などの案内をした後、おもむろにバスの外に出て、前扉、後扉付近に立ち、片腕を内部に差し込む謎の挙措を始めました。

雨漏りでも確認しているのかな?と思っていたら「後ろの席、寒くないですか?寒かったら、言ってくださいね」と話しかけられました。大丈夫ですよ、と返答しましたが、バス前方と後方の温度差までチェックするとは、さすがОさん。

 

フ〇ミレスやマク〇ナルドのマニュアル接客とは全然違う。高級ブランド店の店員さんは接客の型をきちんと踏襲し、疎漏のない動きをするけれど、あまり心がこもっている感じを受けないんですよね。「お給料をもらっているから、やっているだけ」感が、どこかにあるというか。

Oさんを見ていると、常にお客さんを気にかけ、お客さんが快適であるようにと心を配っていて、しかもそれが全く押しつけがましくなく自然なのです。

 

ああ、榛名湖に行ってよかった~!Oさんの神接客をまた見られてよかった~。

もはや風光明媚な湖のことはどうでもよくなり(錦秋は榛名神社で満喫したから)、心ぽかぽかのまま高崎駅に到着しました。

 

またお得なバスカードをゲットしたので、来年の榛名神社参拝で使おうと思います。

その時にOさんのバスに乗れるといいな。

 

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この後、高崎のホテルで1泊。

翌日、どこをまわるか全く決めていません。星野富弘美術館は遠いし、妙義神社赤城神社はアクセスが不便だし、少林寺達磨寺か白衣観音あたりでもいいか。近くに母方の先祖代々の墓があるけれど、あまり行く気分じゃないし…。

それとも、籠原の開運大師まで行ってみるか…候補はたくさん浮かぶけれど、これ!という決め手がないので「明日考える」ことにし、さっさと眠ることにしました。

 

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