面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

「経済的自立ってどんな感じですか」雑談力と個人情報のハザマで、用心深い自分を再認識する。

「経済的自立ってどんな感じなんでしょうね」その言葉にぴくっと反応した。

整体の施術が終わり、10分間の電気マッサージを受けている際のことだ。話しかけられたのは私ではない。カーテンを隔てた向こうの寝台で、若い整体師が患者の男性に放った一言だった。

聞くともなしに、その男性の声を拾う。

 

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株である程度の資産を築いた。アクティブ投資家。年3月には米中衝突のために株価が下落すると予想している。少しでもマイナスになると悔しくて勝ちたくなる(ややギャンブル体質か)。現在、家賃収入と株で生活を賄っているが、来年から年金も手に入る(ということはおそらく64歳くらい)。妻は働いておらず、パートを勧めているが応じない。これから肉を買って散歩しつつ帰る。今夜はすき焼きだ。

 

「まったく、パートくらいしてもいいのに『のんびりしたい』っていうんだよ。まだのんびりする年じゃねぇよなあ」と奥さまのことをぼやいていたが、実は「それだけ旦那様に生活力があれば、奥さまも甘えたくなるのでは?」という合いの手を期待しているのでは…と勝手に推測してみた。ちなみに整体師さんはそんなツッコミはしない。

 

しかし、コミュ力というか雑談力というか、自己開陳力が強い男性だ。私はこんな話は整体師にしない――というか、財産の話や投資の話などはリアルでは一切しない。整体で話しているのは「月蝕が見れて幸せ」「この前、山に登って紅葉を見た」など、他愛もないものである。

 

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子どもの頃に、電車内で財布を開けたら両親に「悪い人が見ているかわからないから、こういうところで出しちゃだめ」と窘められた。そして「どんなに親しい相手でもお金の貸し借りはするな、お金の話をするな」と叩き込まれてきたため、今もその癖が抜けない。

無邪気に胸襟を開ける人がやや羨ましい反面、自分の危機管理意識も然程悪くないと思っている。

実際、こうしてカーテンの向こうで聞き耳を立てている赤の他人もいるのだし…。

10分間で面白い話がいろいろ聞けて楽しかったが、世間は私のように人畜無害な人ばかりではないからね。

 

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個人情報と言えば、楽天カードのマイページをみたら「勤務先」「勤務先住所」の脇に「情報が間違っている可能性があります」という表示が出ていた。もう3年前に辞めているから当然なのだが、面倒なので放置した。セミリタイアした方たちは、こういう情報をどうしているのだろう。

知らないうちに、個人情報が軽く広がっていく。だから、私は「貯蓄額」「年収」欄はいつもサバを読むことにしている。もちろん、実際額よりかなり低めに書くのである。もし情報がどこかに流れて、変なものを売りつけようとする輩等に狙われたら大変ではないか。

もし私と似た発想の人が一定数いるのなら、平均貯蓄額というのも眉唾だと思う。

 

変なものと言えば、「退職金をメガバンクに振り込むと銀行からの電話がうるさい」と仄聞していたので、あらかじめネットバンクを指定した。ゆえに、面倒なコールがなくほっとしたことを思い出した。

 

 

生きていればどうにも避けようのない不運や災難もあるが、自らの習慣で回避できる危機も結構あるものだ。

 

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