面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

本職はドラマがお嫌い

昔は好きだった小説やドラマが苦手になった。それについて、別に悩むことはない。だが健康本には「好きだったものに興味がなくなる」「フィクションの筋が追えなくなる」のは認知症の兆候の一つと書かれている。確かに晩年の母に通じるところもあり、専門家の意見を聞いてみることにした。

不眠症治療の際、担当医師に聞いたところ「それは当然ですよ。面白くないから、小説は売れないし、テレビを見なくなっているんです。だからネットフリックスの加入者が増加しているんですよ」と慰めてくれた。

どうやら、認知症ではないらしい。

 

婦人科の医師にも「更年期ゆえでしょうか」と前置きして同じことを尋ねたところ「最近のドラマは本当に面白くないですよ。僕もドクタ〇Xは見ませんし。面白いって言いますけどね、見ていないですね、ドクタ〇X」と苦笑いされた。

2回もドラマ名を言うのだから、相当忌避しているのだろう。

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それで思い出したことがある。

 

20年以上前、あるセミナーに参加した。講師は弁護士。雑談タイムにこんな話が出た。

「私はあの『ひま〇り』が大嫌いです。私の仲間の弁護士からもものすごく不評です。ものすごく猛勉強しても受かるのは困難なのに、親戚から『案外簡単に受かるものなのね』と思われるのが許せない。それにあんなにすぐ開業ができるわけない。見るだけで腹が立つ。…ドラマの弁護士はいつもひとつの案件にかかりきり。常に複数の案件を抱えていますよ!あんな暇な訳ないですよ!」

――弁護士の先生、よほど腹に据えかねていたんだろう。この素に戻った瞬間の人間臭さが印象的で、講義内容も講師氏名も容姿も性別すらまったく思い出せないのに、なぜかこのセリフだけは今も記憶に残っている。

多分、婦人科の先生が医療ドラマを見ない理由も、似たようなものと推測する。

この前『ミステリと言う〇れ』を一話だけ見たが、一介の大学生に、捜査情報をベラベラ喋る警察官がいるわけないよなあと思い、継続視聴はしなかった。「それはさておき」と思える人が、ドラマを楽しめるのだと思う。

 

私が小説やドラマにあまり魅力を感じなくなったのは、無理の多いツクリゴトよりも人間の素を感じる場面のほうが興を引かれるからだ。

医師たちがいうとおり、認知症とは無関係だと思う。

 

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