面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

コロナと内科医とそして私

10日ほど前、非常に体調が悪化した。胸の苦しさ、呼吸困難、めまい、ふらつき、咳、息切れ。高熱はないが、噂のアイツだといけないと思い、内科を受診することにした。

担当医師は女性。よく話を聞いてくれる素敵な先生だ。「喉のつまりや飲みにくさもあって、…更年期によるものでしょうか」と尋ねたところ「更年期はいろいろな症状がでますよね。私も同い年ですけど、漢方を飲んでいますよ」という話になった。先生は同い年。何か共通点があると急に親近感がわく。

「熱もないし、胸の音もきれいですし、風邪薬を出しますから様子をみてくださいね」という。どうやらコロナではないらしい。

私は感染症にかかりにくいタイプだと思う。インフルエンザの予防接種は、成人してから一度も打っていないが、罹患したことはほぼない。一度だけかかったことがあるのだが、高熱が出ただけでたいして重い症状もなく回復した。

コロナのワクチン接種の翌日も、高熱が出ただけでほぼ元気に過ごした。

多分、こういうタイプは感染しないか、無症状で済む気がする。

 

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ただ、他者に感染させてはいけないとは思う。自分がかかるのはともかく、人を苦しめたり迷惑をかけるのは本意ではない。

先生に「コロナじゃなくてよかったですよ」と莞爾とした表情を向けたところ、先生が声を低めて「・・・今のオミクロン株は感染しても、人工呼吸器を装着するほどの重症化は少ないみたいですから、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ」と囁いた。

ですよね。我が意を得たりと同性・同い年の気安さで、私はこんなことを言った。

「風邪でもインフルエンザでも軽く済む人がいれば、命を落とす人がいる。コロナだけが特別じゃないですよね」

「そうです。通常の風邪や肺炎で亡くなる方も一定数いますし、コロナだけが危険因子なのではありません。あまり過敏になるのではなく、うがい手洗いマスクをしっかりし、密を避け、栄養と休養をしっかりとってくださいね」

やっぱり現場の医師も表立っては言えないが、この状況を過剰反応だと思っているのだろう。実際、報道は感染者数ばかり強調し恐怖ばかりを煽って、重症化率や回復者の話、後遺症などについて殆ど語っていない。戦争中の偏向報道とかなり似ている。

 

コロナはただの風邪、とは思わない。この表現は状況を軽んじているからだ。

瀬戸内寂聴さんの数年前のエピソードを思い出した。秘書の瀬尾さんの息子が風邪をひいた。ぐずったので、寂聴さんが抱き上げてあやした後、風邪がうつり、寂聴さんは寝込んでしまった。それを聞いた横尾忠則さんが「高齢者は風邪が命取りになることもある。なんて軽率なことをしたのか」と瀬尾さんを厳しく叱責し、瀬尾さんも深く後悔したのだという。

要するに、コロナであれ風邪であれインフルエンザであれ、その他感染症であれ、大なり小なり危険なものなのだ。蕎麦を食べて平気な人もいれば、呼吸困難になって死にかける人もいる。

軽んじるのはいけないが、過剰反応も推奨すべきものではない。

 

敵はコロナではない。この状況は、人の過ち・対応ミスだと思っている。急に「それほど恐れるウィルスではありませんでした。対策を緩めます」とは言えないものだから、今もあちこちが振り回され、疲弊しているのではないか。

経済、労働、交友、看取りの機会その他が阻害されたのは、コロナのせいではない。恨みや悲観、筋違いの怨嗟や憤りを持ち続けると、類似の事象が起こりやすくなるため、私はそれらと距離を置こうと思っている。

 

集団心理に、飲み込まれないようにしよう。

 

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