4月8日はお釈迦様の誕生日。
多くの寺社では降誕会(こうたんえ)が催されています。
今朝は早起きし、張り切って出かけました。
…取り敢えず「お釈迦様に甘茶を注いでお祝いできるお寺」を目指そう。それだけ決めて、都営まるごときっぷを携え、まずは浅草寺を目指しました。
浅草寺
通勤ラッシュにもまれたくないため、8時に到着しました。ガラガラ。人よりも鳩のほうが多い。
早く着き過ぎて、花まつりの祭壇もまだ組まれていません。お誕生日に参拝できればいいかと思い、境内をひととおり参拝しました。
新・小学一年生らしい女の子が、お母さんとちょこんと合掌して去っていくのを、ほのぼのした気持ちで眺めます。何も青筋を立てて念仏を唱えなくても、生活の中にほんのりとした感謝があれば、それでいいんだよなあ…と思うのです。
いつも参詣前に5円玉と10円玉を多めに用意するのですが、今回は小銭の持ち合わせがなかったので、えーいお誕生日記念だし大盤振る舞いで!と本堂の賽銭は100円に決めました。(お札を入れる参拝者さんから見れば、ちんまりしていますが…)
まだこんなに綺麗な桜が見られます。
この後、浅草神社と銭塚地蔵尊を参拝し(花まつりの祭壇設置を待たず)、移動します。
小網神社
灌仏会とは無関係ですが、浅草から人形町までアクセスが良いので、ご挨拶に伺いました。今日は空いていてラッキー。やはり天赦日や縁日のない、平日は狙い目ですね。
男性参拝者が巫女さんに昇殿参拝(ご祈祷)を申し込もうとして「現在、6月末まで予約でいっぱいです…」とお断りされていました。小網神社は人気が高いですからね。
でも3か月あったら、大抵の状況は変わっている気がしますね。予約を待つよりこまめに手を合わせ、現実を動かしていったほうがいろいろ好転すると思うけれど。
増上寺
この構図を見ると、プレバトの辻元舞さんの水彩画を思い出します。辻元舞さんと光宗薫さんの対決回(アート)が一番好き。
大殿前。祭壇設置中。
こちらに合掌し、大殿へ。焼香して、3時の方向にある安国殿に向かいます。
安国殿(勝運の黒本尊(阿弥陀如来))。こちらで「一筆写経」を行いました。
「南無阿弥陀仏」の一行と、自分の名前を書いて、500円を添えてお供えするのです。特に強い願い事はないので、いつもの感謝と両親の御霊安寧を祈ります。
写経をした人全員にいただける御朱印。御朱印帳を持っていないので、折れないようにそっと手帳に挟みました。ありがたい。
このとき10:30。花まつりは11:00開始というので30分待つ手もありましたが、写経もしたし、ひととおり参拝もしたし、境内のお花を堪能したので「次いこ、次!」と決めました。
徳大寺摩利支天
堂内(撮影禁止)に、甘茶&釈迦像が設置されていたので、ここでやっと目的の「甘茶かけ」を遂行。ここからやっとタイミングが合ってきました。
不忍池辯天堂
ここでも、甘茶を釈迦像にかけてきました(堂内・撮影禁止)。
花が綺麗…。
ソメイヨシノだけが花じゃないのよ、ということです。
清水観音堂
以前は野外で若いスタッフさんが甘茶を配っていたように思うのですが、今年は堂内で「甘茶かけ」が終わった人に、紙コップで渡してくれました(といっても手渡しでなく、置いてあるのを参拝者が取るスタイル)。
仮まとめ
お賽銭・各100円が当日のうちに大きく戻ってきた!神仏すごい!と思うことがあったのですが、長くなったのでその(2)に続きます。