面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

新しい一歩を踏み出す

噓をついたり、辻褄を合わせるために作話をでっちあげるのは苦手だ。

退職の理由をずっと考えていた。ネット検索すると「体調不良」を理由に辞める人が多いという。それも使えないことはない。実際、更年期に入って体調はよろしくないからだ。しかし、もうひとつ説得力のある何かが欲しい。

 

そう思っていた矢先、職場の同僚から私の事務提案に対して

私がどんなに大変かを知るために、明日出勤してみますか?

という怒りのメールが届いた。もちろん出勤はしない。ピロリ菌除去の大事な予約もある。取り敢えず謝罪メールを出しておく。

翌日出かけようとしたら、調整担当者から「彼女は午後から急に予定ができたので、都合がつくなら代わりに出てもらえませんか」という連絡が入った(任意だが、このように休みの日に突然出勤できないか?と要請されることもしばしばある。休日は仕事と距離を置きたいのに、縛られるのも嫌である)。もちろん通院があるので、と断った。

言霊のことを考える。彼女は自分で放った台詞どおりに「誰かに出勤させる」事態を招いたわけだ。しかし私に啖呵を切った手前、連絡はできなかったのだろう。言葉はブーメラン。発する前によく吟味する必要がある。

 

昨日は、あちこち散歩をしながら「会社に説明する退職理由」を考えた。

千載一遇の好機がやってきた。今回の件を用いればよい。きっといつまでも退職理由をまとめられない私に天が業を煮やし、材料を揃えてくれたに違いない。神様も応援してくれているなら、絶対うまくいくはずだ。

 

帰宅後、正直に・冷静に・俯瞰力をもって・誰かに責任転嫁をすることなく・これまでの問題点を淡々と挙げ・これまでの恩義に感謝し――退職を望む旨をメールに綴った。

デスクトップの不動明王に合掌してから、担当に送信。

 

(悪縁切りのお願いをした縁切榎)

 

後で読み返したら、珍しく自分で自分を褒めてもいいレベルの文章が書けていた。なぜか途中に笑える比喩まで入っている。不特定多数に見せるブログと違い、ある対象に向けて強い目的をもって書く文章には熱量がこもる。まして今回は、私の進退がかかっているので、かなりの力作となった。

ただ、今回は強い他力も働いた気がする。後押ししてくれた神様に感謝するばかりだ。今は大船に乗った気分で安堵している。本当に、メールを送った後に、憑き物が落ちたようにすっきりとした。

いつもは返信が早い担当からの返答が、まだない。多分、上司に報告したりといろいろ手続きがあるのだろう。

できるだけ他者に迷惑をかけないよう、周囲の輪を乱さないよう、その風習に合わせて…とやってきたが、そろそろ自由に生きたい。綺麗に辞められるよう努めるつもりだが、揉めるならそれもやむなしと思う。

私が欲しいのは給料でもなければ、社会的信用でもない。キョウヨウ(今日の用事)でもキョウイク(今日行くところ)でも福利厚生でもなく、魂の自由だけ。

 

古いものを捨てないと、新しいものは入らない。

今日は、本当に穏やかな気分だ。

 

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