面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

自分を嫌いになる道を選ぶのはやめよう

木曜0:00に『ハコヅメ』第一部完。

ロングシリーズ「あなたとサヨナラする前に」でフィナーレを迎えました。

感想。やっぱり次回作(歴史モノ)に気持ちが奪われていて、本来の緻密さがなくなっているように感じました。事件は二つもいらなかったと思うし、出演させる必要のないキャラがいたり…過去作ではそういう無駄は一切なかったので、風呂敷を広げた途中であわてて包んでしまったのかな…と残念な気がしました。

これまでは伏線がきっちり回収されていくので、毎回読み返すのが楽しみだったのですが、最後のロングシリーズはかなり微妙でした。

 

business.nikkei.com

 

<泰三子さんのコメント>

『ハコヅメ』の読者の皆様には、置いてきぼりみたいな感じで本当に申しわけないと思っています。ですけれど、自分がマンガ家として今のタイミングを逃して、このまま『ハコヅメ』をあともうちょっと時間をかけて終わらせたときに、後悔が残らないかとなったら、「ああ、私はあのときに新しい作品を失敗しても描き始めていればよかった」と絶対後悔するなと思って、だったら読者の皆様の期待を裏切ってでも、自分を嫌いになるような道を選ぶのはやめよう、という気持ちです。

 だからもう、すごく人からは嫌われてもいい、仕方がないなと思っています。『ハコヅメ』を休んでまで描き始めた気合いの入った歴史物が、箸にも棒にも掛からないものだったら、SNSとかではすごくおもちゃにされるだろうなと覚悟しています。

 

ある意味、令和らしい生き方です。

「お客様は神様です」「求められているようにふるまうべし」「需要があるうちに稼げ」的な感覚でなく、周囲の声よりも自分の声を優先しているところが、いかにも泰三子さんらしいというか、風の時代らしい選択というか。

他人軸より自分軸。自分の感覚を優先する生き方も、これから増えていくのでしょう。読者のために、お客様のために、周囲のためにと尽くしても、自分以外の他者はコントロールできません。

泰三子さんの歴史モノがどう評価されるかは不明ですが(多分、評価よりも形にしたいという欲求が強いのでしょう)、ご本人がこれと信じた道を行くのは、素敵なことだと思っています。

 

人から嫌われても、自分を嫌いになる道を選ぶのはやめよう。

至言ですね。

 

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