面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

テレビは「まやかし」「演出過多」の媒体(追加訂正あり)

10年以上前に、ある建築家の方とお話しした際、某大改造リフォーム番組の話を振ってみた。「確かに匠の技はすごいと思いますが、出演者には違和感しかおぼえません。依頼主が完成まで間取りを知らず、業者が家具や洋服に下着、日用品に食器類まで勝手に配置するとは思えないんです」と口にしたところ、渋面になった相手が「あの番組は本当に僕らも憤りを感じています。クライアントに確認もせずに、工事を行うことはありませんし、まして私物を勝手に片づけるなど絶対にありえません!」とつぶやいた。さらりと見る分には面白いが、業界人や関係者が見たら業腹だ――という演出過多の番組は珍しくない。

先日、ヤマザキマリさんのエッセイを読んでいたら「海外旅番組で、現地の男性が『やあ、日本人かい?そこのバルで奢るよ』と気さくに声をかけ、そこから友人の輪が広がる…というシーンを頻繁に流すが、実際はそんなことはありえない」と断じていた。これもあらかじめ根回しし、しっかりとした台本がある番組、偶然を装った演出作品なのだろう。

これらを思い出したのには訳がある。数日前(普段は見ない)テレビニュースを見ていたら、こんなドキュメンタリー映像が流れていた。

自宅介護している末期がんの老親が、コロナ陽性になった。往診に来た医師が奮闘し、救急車を呼ぶ。救急隊が連絡を取り続けるが100件以上入院を拒否される。翌日、老親は自宅で亡くなっていた。

医師が家までやってきて死亡を確認し、家族に詫びた。

まず、この一部始終をずっと録画していることが異常だ。家族や医師や救急隊が撮影を許可するのが不思議だ。医師や救急隊が右往左往している場での撮影は、邪魔の極みだ。

死亡確認後、医師の「力及ばず申し訳ありません」、家族の「いえ、ありがとうございます」・・・こんなシーンも偶発的に撮影できたとは思えない。

何より、病院以外で亡くなった場合は警察が入る。疾病の有無にかかわらず「事故死」「自殺」「他殺」などの可能性がないか、不審な点がないか確認するためだ。病院で亡くなった場合は「死亡診断書」、それ以外は「死体検案書」になる。あの映像には、警察官はひとりも映っていなかった。

 

★訂正・補記

ほっしーさんからコメントでご指摘をいただきました。ありがとうございます!

調べたところ下記の記事を発見。

最終診察から24時間以上経過した場合に死亡診断書交付は可能か?【死亡後の診察で生前に診療していた傷病による死亡であることが確認できれば交付可能】|Web医事新報|日本医事新報社 (jmedj.co.jp)

 

診療中の患者が死亡した場合,これまで当該患者の診療を行ってきた医師は,死亡に立ち会っておらず,生前の診察後24時間を経過した場合であっても,死亡後に改めて診察を行い,「生前に診療していた傷病に関連する死亡である」と判定できる場合には,「死亡診断書」を交付することができます(医師法第20条本文,平成24年8月31日付け医政医発0831第1号通知)。

他方,診療中の患者が死亡した後,改めて診察し,生前に診療していた傷病に関連する死亡であると判定できない場合には,「死体検案書」を交付することになります。
交付すべき書類が「死亡診断書」であるか「死体検案書」であるかを問わず,死体に「異状」を認めた場合には,医師は,24時間以内に所轄警察署に届出をする義務があります(医師法第21条)。 

父が自宅で亡くなった際、警察が立ち入って「病院以外で亡くなった場合は、不審死の可能性も否めないので、現場立ち入り・事情聴取します」と言って全部屋を調べてまわっていたのを、私が誤解していたようです。ほっしーさん、ありがとうございました!そして誤ったことを記載し、大変失礼しました(妄想日記なので、誤りは多々あるかと思います。その際は、ぜひお知らせください)。

 

…それは置いても、やはり「演出あり」の疑いは晴れていません。

 

🌸    🌸    🌸

 

あれは、どう考えても演出過多の紛い物だ。

リフォーム番組や旅番組の演出は、まだ楽しめるからいい。しかし、コロナや人の生死にかかわるニュースで、こういうシーンを演出とは…。テレビがそういう媒体だと知っているから、ニュースと天気予報以外はほぼ見ないのだが、最近はニュースを見るのもきつくなってきた(5分以内に電源をオフにしてしまう)。

結局、天気系のニュースしか見るものがない。あの実況中継は(別の映像を流していない限り)まあ真実だろうと思えるからだ。

 

自分を取り巻く情報はほぼまやかしだと思い、適度な距離を保つことにしている。

テレビに限らず「映像・音声による演出」「繰り返し押し付けてくる呪い」に洗脳されないよう、自分の頭で考える癖をしっかり抱きしめていこう。

 

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以前は楽しみにしていた『プレバト!』もあまり見なくなった。やっぱりテレビを断捨離しても良い時期かな、と考えあぐねている。