お盆でなくても、寺社参拝はしておりますが。
今朝は思いのほか涼しかったので「これなら実家に行って、仏壇に線香くらいあげられるかも」と思い、弟に電話をかけたのですが「無理しないほうがいいよ」と気遣われたので、あっさり引き下がりました。
それに、咳もおさまっていない状態なので、弟と接触しないほうが無難。
とはいえ墓参は…電車を何回か乗り換え、バスに30分以上揺られ、霊園入り口から20分以上歩くのは、余程体調が良い時でないと無理。
ということで、都内の寺社に先祖供養のお願いをするべく、出かけてきました。
咳がまったくおさまらないので、この数日はだいたい家にこもっていたのですが、病人らしく振舞うと本当に「病人らしい状況」が続くので、ここはひとつ出かけてみよう、と決めました。動いていないと、体調が悪くなるタイプなのです。
この場合の「動く」は体操する、ヨガをする、ジムに行く…という意味でなく、肉体を遠くへ運ばないとダメ、ということです。適宜、小旅行をしないと運気が下がる性質。
二日前に「皮膚科⇒薬師寺東京別院⇒蛇窪神社⇒小網神社」とまわっていた時は体調が良かったのに、昨日(台風だったので)家にこもっていたら、一気に咳がひどくなりました。
都営地下鉄ワンデーパス(乗り降り自由:500円)を買って、なるべく駅近の寺社を選んでまわることにしました。
増上寺
お焼香をして、先祖の御霊安寧を祈ります。
深川不動堂
不動明王に先祖御霊安寧や、日ごろの感謝を伝えます。
本日のメインイベント。
供養護摩木をお供えします。お盆用に白と黄色の菊をあしらった護摩木が用意されていたので「櫻木家先祖代々之 霊位」とまとめて書きます。父と母の戒名それぞれで書くか迷ったのですが、お盆だし、先祖全員分をお願いしたほうが良いと思ったのです。
先祖を10代遡ると1,024人。20代遡ると100万人を超す…。
とてもとても、墓参りできる規模じゃない。
それを1000円の護摩木で供養できるとは、なんとありがたい。喜捨の気持ちも込め、不動堂に合掌してから受付に奉納しました。
気分がすっきりしました!
徳大寺摩利支天
8/14は亥の日で、摩利支天縁日だったのですね。後で気づきました。
いいタイミングでお参りできてよかったです。
不忍池辯天堂
徳大寺から歩いて10分弱。
不忍池のハスが綺麗でした。
13時をまわっていたので、そろそろ何か食べたいな…と思ったのですが、上野は門前仲町よりも混雑していて、どのレストランも行列。上野駅近くの「ねぎし」が閉店していたのに軽くショックを受け、大戸屋に向かうもそこも行列。
閑古鳥が鳴いているレストランは味が・・・なので、巣鴨に向かいました。
高岩寺(とげぬき地蔵)
4の日は地蔵縁日なので、巣鴨商店街もとげぬき地蔵もそこそこ混雑していました。
先祖の件もお願いしましたが、健康長寿の信仰があるお地蔵さんなので「健康のおかげをいただけますように、咳が止まりますように」と祈ってきました。
この後、巣鴨駅近くの大戸屋に寄ったら、テーブル席が空いていたので、ようやく食事にありつけました。
※土日に上野で昼食を取ろうというのが、そもそも間違いでした…。夏のワンデーパス(土日販売)を使うと、こういう壁にぶつかったりします。
歩いてみてわかったこと
やっぱり歩いていると、調子がいいことがわかりました。咳がだいぶおさまります。とはいえ、暑い時期に長時間のウォーキングに耐えられるほどの体力はないので、「電車で移動⇔徒歩数分のスポットまで歩く」のパターンが身体に合っているようです。
読書・DVD視聴・ブログ執筆中は、常に咳を連発しているので、やっぱりじっとしているのが良くないのかも。或いは、家にアレルゲンがあるのかも?
・・・暑さと運動の折り合いをどうつけるか、考えてみます。
増上寺周辺で、ジョギングしている人たちを数名見かけたのですが、炎天下の運動は、私には絶対ムリ!昨日は台風なのに、暴風雨のなかずぶ濡れになりつつジョギングしている高齢者を(自宅窓から)見かけましたが、これもムリ。というか、やっちゃいけないと思います。
今日のような「駅近スポットめぐり」が一番自分に合っているかもしれません。
まとめ
お盆の寺社巡り、本当にすっきりしました。自宅から一歩も出ない生活は性に合わないので、適宜身体を動かしていこうと思います。