面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

ゴールデンカムイ展(野田サトル先生のこだわり)

「連載完結記念 ゴールデンカムイ展(京都会場)」に行ってきました。

簡単に、雰囲気だけでも。

 

goldenkamuy-ex.com

 

ヒグマの剥製。大きいですね。

 

この展覧会では、モデルとなった実物資料(その多くは野田サトル先生所蔵)を見ることができます。

 

本当に、登場人物が実在していたかのような錯覚に陥ります。

 

 

野田先生が、出品した中で一番思い出深いと話したのが、この杉元の三十年式小銃。

坂の上の雲』で銃を制作した業者さんに、更に精密な資料を渡し、特注で作ってもらったものだそうです。60万円。当時はお金も全くなかったけれど「アップに耐えられる精密な資料が絶対に手元に必要」と迷わなかったとか。

現物の資料を集めるのは、作品のクオリティを上げて、買ってもらうための投資だと思っているからです。取材なんかせず、資料も買わず、自分の想像だけで描いてそれが人気出て売れたら、そっちのほうが絶対良いですけどね。

(公式図録より:野田先生インタビュー記事)

プロ意識高い…。多分、取材に行って写真をたくさん集めるなどのことは、大抵の漫画家さんもやっているのだと思いますが、売れていない時代に銃を描くために60万かけるのは、野田先生くらいだと思います。

 

 

フルデジタルで作画しているため、展示品は直筆ではなく「複製原画」。

 

 

鶴見中尉の三八式機関銃(野田先生所蔵)

 

鯉登少尉のサーベル。自顕流には適していないそうです(野田先生所蔵)

 

刺青人皮の24人の囚人手配書コーナー。牛山とか、白石とかユニークでしたね。

そして、なぜかラストに江渡貝くぅん(偽物の刺青人皮を作成した、天才剥製屋)がいたような。囚人でもないのに…。

 

 

野田先生が「展覧会で一番期待するのは、直筆画。読者の皆様に喜んでいただけるよう、連載の合間をぬって、谷垣源次郎を愛でるように描きました。笑っていただけたら幸いです」と言っていたのが、今回のハイライト(撮影不可)。

野田先生は「永遠の谷垣推し」だとか。本当に幸せそうな、心温まる優しい雰囲気の絵でした。それにしても、谷垣ニシパ肥えすぎ。幸せ太りなのかな?

 

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展覧会とは関係ありませんが、高橋留美子先生と野田サトル先生の対談記事を貼っておきます(全文読みたかった!)

 

高橋:『ゴールデンカムイ』情報量すごいですしね。普段、どうされてるんですか?

野田:とにかく資料を読み込む。ずっと読んでます。トイレにも山積みだし。好きな映画も観る暇もないくらい。

100読み込んで100使えるわけではないから、…あの作品を生み出すために、どれだけの情報を収集し、血肉に叩きこんだのかと思うと――いや常人に推しはかれるレベルではありませんね。

展覧会でそのほんの一部に触れたことで、ますます敬意をもって読み返したくなりました。野田先生、本当にすごい(語彙が足りない)。

 

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10月からのアニメも楽しみです!