面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

ゴールデンカムイ展(野田サトル先生 所蔵品を中心に)

昨日の記事に、大事なマキリの写真を載せていなかったので、追加で書きます。

今回の記事は、殆ど趣味の世界。

ゴルカムを読んでいないとほぼわからないと思いますがご容赦ください。

杉元佐一の所持品

杉元の持ち物。軍帽や飯盒、オソマ入れのわっぱ、何故か『少女世界』に谷垣ブロマイドもあります。帽子は小さくて、野田先生もかぶれないとか。連載初期にこの帽子が手元になかったので、できれば描き直したいそうです(プロだ…)。

キロランケのマキリ

野田先生が、木彫家の貝澤徹さんに制作を依頼した逸品。この作品にかかわる人たちは、本当に一流の人たちばかりです。一流狙撃手ヴァシリが「一流の人間は一流を見抜く」という意味のことを語っていますが、さもありなん。

古力松のマキリ

キロランケの出来立てほやほやの白いマキリに比べ、使い込まれた感があります。脇に野田先生のコメントが書かれていますが「これは山刀と呼んでいいレベルの大きさ。こんな大きなマキリはなかなかありません」とのこと。

キラウシのマタンプシとマキリ

マキリは、木彫家で漁師ので浦川太八さんの制作。繊細さに見入ってしまいます。

 

マキリと言えば、キラウシが父親に彫ってもらったマキリを、門倉がとんでもない使い方をするシーンがありましたね。野田先生曰く、門倉が事後報告したそうです。

野田先生は「一番好きなのは谷垣。でも全員好きです」とおっしゃっていましたが、門倉も相当作者の寵愛を受けたキャラクターだと感じます。谷垣同様、いろいろ巻き込まれ、いい感じにいじられ、そしてうまく逃げ切っている。

月島軍曹の軍服

これも保存がいいですね・・・野田先生より「肩章の番号が「17」になっていますが、気にしないでください」とのこと。※月島軍曹は「27」着用です。

北海道アイヌの頭巾

奥はこども用、手前が大人用頭巾です。既婚者は、後ろに三角形の房が3つついているものを着用し、妻が亡くなると外す習わしがあるそうです。

作中で妻子あるキロランケは房がついているものをかぶり、妻を亡くしたウイルクは房のない頭巾をかぶっています。ほとんどの読者が気づかないようなところにまで、神経を使っている、野田先生の仕事ぶりにまたまた圧倒。

服飾品等

奥からキサラリ、ストゥ(制裁棒)、イクパスィ、タマサイ(首飾り)。
キサラリはアイヌ民族博物館所蔵ですが、それ以外は野田先生個人のものです。

 

本記事で紹介したうち、キサラリ以外はすべて野田先生所蔵です。

すごい…。

その他

今回、全31巻を電子書籍で集めたのですが、やっぱり紙で買うべきだった…と後悔しています。というのも、電子だと裏表紙(表4)が見られない上、表紙カバーを外したときに出てくる絵も見られないんです。

ここで各巻のイラスト全体図が見られて、良かった…と思いました。

あと、電子書籍は頭に入りにくいし、複数の本を同時に開いて探すのも困難だし…慣れればなんてことないのかもしれませんが、当分は紙派で行きます。

 

www.amazon.co.jp

この本も、kindleで買ったために読み返しづらい。その辺に置いてぱらぱらめくれる方が好みです。

 

24人の囚人エリアのラストを飾った江渡貝くぅん。囚人でない上、彼だけピンク仕様だったので、お客さんがみんな笑っていました。

ここは鶴見中尉の人たらしぶりも見どころ。鶴見さんと一緒にいたら、殆どの人間が自己肯定感爆上がりになるでしょうね。

 

最後に

ゴールデンカムイ』が作品として面白いことはもちろん、野田先生が制作にあたり一切の妥協をしていないことが素晴らしい。

日経新聞の連載で、里中満智子先生が「今まで漫画は『読み捨てられるもの』だったが、これからは『読み継がれるもの』になっていってほしい」と書かれていました。

ゴールデンカムイ』は何年経過しても古びることなく、読み継がれる作品だと思います。

作品に、不変の魂が滾っていますから。

 

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今回はショップの話を軽く書いて終わらせようと思ったのですが、気づいたら長記事になっていました。