面白がって ご機嫌に生きる

快適なモノや場所を選び、いつも機嫌よく過ごしていたら、運と勘が強くなりました。どこまで楽しんで暮らせるか、日々実践中です。

【怪異譚】写らない女

☆心霊系の話が苦手な方は、読まないでください。

 

今から12~13年ほど前のことになる。あるSNSに参加して日記を書いていた。

そこで交流のあった健太郎さん(HN)が、ある時こんなメールを送ってきた。

 

――こんなことをいうのも恐縮ですが、プロフィールに使っている女性の写真、あれはやめたほうが良いと思います。

 

この文章を読んだ瞬間、背筋が寒くなるのを感じた。プロフィールに用いていたのは成人男性の顔写真で、どこにも女性など写っていないからだ。取り急ぎ写真を外し、健太郎さんに「男性のプロフ写真を外しましたが、女性の写真とはどれを指しているのでしょう」と返信してみた。

 

――外して良かったです。ええ、その男性の写真の中に、女性が写っているんですよ。

・・・見えませんか?

これにはさすがの私も怖くなり、数日後、霊感の強い友人に会った時に相談し、写真を開陳した。友人は写真を凝視して、こういった。

 

「ああ、いるね。右斜めの角度で、こちらを睨みつけている女が写っている」

 

私には、何にも見えないのだが。というか、プロフ写真に女性が写っている、と指摘したのは健太郎さんだけなので、他のSNS利用者の誰にも見えていないはずだ。

 

友人には「でも、この写真は怖いよ。普通なら使おうと思わない。これを選んだってことは、相当疲れているんじゃない?」と指摘された。当たっている。

 

心霊写真に知悉していないが大抵「いるはずのない存在が写るもの」を指すように思う。今回のように、霊感の強い人だけに見える、写らない存在もあるのかな…と思うと少し怖い。

 

件の女は、私個人に敵意があったとは思えない。それなら健太郎さんも「写真を外せ」で済ませなかったはずだ。

ずっとあの写真の中に存在しているのだろうか。

今も、その写真はネットで見ることはできるが、誰も心霊写真だと指摘しない。

私も視えないものを見たいとは思わないので、見かけてもすぐ目をそらすようにしている。

 

恐れを増幅させるものには、波長を合わせないのが最善だ。

 

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