東京新聞webより。
検討と表現していますが、もう押し通すこと前提でしょう(ほぼ確定事項)。
SNSで憤怒の声があがっていますが、こうなることは想定内。そのうち「納付は50年」と言い出すんじゃないか、と諦観していたので驚きません。
国民年金額16,590円(令和4年度)で試算すると
16,590円×12ヶ月×5年=995,400円
2,242万人から更に100万円ほど納付させる計算でしょうか。
でもまだ納付額は上がっていくから――そのうち月20,000円越えになるかも――あまり参考にならない試算かも。
納めた分はもらえるとか、国が生活を守ってくれるとか、もうそんな甘い幻想はいだいておりません。そういう期待が希薄だったからこそ、資産形成をして早期退職の道を選んだわけです。退職時には、年金制度が崩れていくことも想定していました。
会社を含め、組織には利点と難点がつきもの。あまり期待も依存もせず、今は自分の生活を守ることに集中しています。ブーイングをしない代わりに「この制度を信じろ」「滅私奉公せよ」に付き合う気もありません。
でも、65歳まで納付ということになったら、納めるつもりです。それは自分の受給額を増やしたいから…という理由でなく、年金保険に対する相互扶助の気持ちから。65歳前に身罷ってもいい。些少でも誰かの助けになればいい、そう考えています。
お金にも組織にも制度にも過度に執着しない。世間様の状況に振り回されない。
お金は収支管理を適切に行い、適度にまわしていけば困ることはない、と経験上確信しています(困る困る、大変だ大変だと念じていると、その状況を引き寄せますから、やらないほうが得策です)。
そんなことを思う、貯蓄の日でした。