先週「展覧会 岡本太郎」を観覧してきました。
館内の作品はほぼ撮影OKでしたので、当日撮影した写真を掲載します。
彼の作品の楽しみ方は「理屈を考えるな、感じろ」だと思うんですね。
ひたすら、そのエネルギーを受け止めるのが最適かと思いますので、今回は写真のみ。
実物に取り巻かれると、そこから放たれる異様な力に圧倒されます(正直、写真ではその熱量は伝わらないのですが・・・)。
今日の芸術は、うまくあってはいけない。
きれいであってはならない。
ここちよくあってはならない。
『今日の芸術』光文社 1954年より
芸術は呪術である。
人間生命の根源的混沌を、もっとも明快な形でつき出す。
人の形を映すのに鏡があるように、精神を逆手にとって呪縛するのが芸術なのだ。
「呪術誕生」『みづゑ』美術出版社 1964年2月号
余談。
岡本太郎作品は、ガラスなどの保護がない剥き出しの状態で展示されています。
不埒な輩👇が来ないことを祈りつつ、鑑賞しておりました。
さっき、こんなツィートを発見。
絵画を汚されるのが嫌なので、Chrome拡張「卵投げ」を作りました。どうしても投げたくなったらこれ使ってください。
— ゆうもや (@takex5g) 2022年10月25日
再読み込みをすれば消えます。ガラス保護してあるので。 pic.twitter.com/MuotnK8ddc
トンデモ事件に対し、憤りでなくユーモアで返すゆうもやさんに脱帽です。