11/23は新嘗祭だった。
新嘗祭は、天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に供えて感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式である[1]。毎年11月23日に宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われる[2]。同日には全国の神社でも行われる。Wikipediaより
勤労感謝の日よりも、お米の日、食育の日、食物感謝の日などにしたほうが良いと思うのは私だけだろうか。働き方改革をかかげ、祝日を増やすためにハッピーマンデー制度を導入した時点で「勤労感謝」の意義が薄くなっていることに加え、日本人は「食べ物系イベント」が大好きである。便乗して商戦が激しくなる気もするが、米の存在意義が見直されるなら僥倖というものだ。
最近は「糖質制限」「炭水化物カット」などの流れで、米がやや粗略に扱われている気がするのだが(アレルギーや疾病などの場合はともかく)あまり好ましくない傾向だと感じている。お米の中に神様がいると信じ、瑞穂を大事にしてきた国としては。
食べ物を粗末にすれば、食うに困る事態が出来しても不思議はない。
そんなことを考えつつ、白米を感謝していただいた。
11/23の萬燈會(高幡不動尊)